2012年  水野克比古『京都名所百景』 

 

               発行:光村推古書院

            印刷:サンエムカラー

                       印刷設計:三浦啓伯(玄元舎)

 

京都には名所と呼ばれるところがたくさんある。

その、それぞれの場所で一番のピンポイントは、どこで、それも、どの季節のどの時間が一番美しいか、それを教えてくれる本だ。

 

 

 

   

 

 

桜や紅葉、あるいは花の名所が、その盛りの時に、一番あでやかな姿をみせてくれるのはもちろんだとしても、嵐山の冬の朝焼け、渡月橋の初夏の朝霧など、京都を40数年撮りつづけてこられた、水野克比古氏ならではの写真もちりばめられている。

京都の四季の色と空気感を表現したいと考えて、印刷設計をした。

 

 

 

本書には日本語解説に加え、英文解説もつけられている。

また、掲載された名所を印した京都の地図とともに、所在地/電話番号/拝観時間/拝観料/アクセスも掲載されているため、観光ガイドとしても重宝する一冊である。